こんにちは!んぽです。
2024年9月26日にディズニーより実写版白雪姫の日本公開日や特報が解禁されました。
白雪姫といえば世界で初めての長編カラーアニメーションとして長きにわたり愛されてきた名作です。
アメリカでは日本に先立ち、2024年の春にすでに公開されています。
しかしこの実写版白雪姫、実写版リトルマーメイドの時のように再び炎上しており、さまざまな問題が取り上げられています。
日本での公開は大丈夫なのでしょうか。
まとめてみたので、どうぞ。
キャスティング問題
主演女優がラテン系
白雪姫といえば〝肌が雪のように白い〟ことからその名がついていますが、今回実写版の白雪姫を演じているのはレイチェル・ゼグラーというラテン系の女優さんになります。
とっても可愛らしい顔立ちで美人なのですが、父親がポーランド系・母親はコロンビア系のラテン系アメリカ人となっています。
このラテン系であることに批判の声が集まっています。
白雪姫の象徴である白い肌とは乖離している、との声が絶えません。
これは実写版リトルマーメイドでも肌の色のことで同じことが言われていましたよね。
主演女優がアニメ版を批判?!
そしてこの主演女優であるレイチェル・ゼグラーですが、アニメ版の白雪姫に対して批判的な発言をしており、これも主演女優としてどうなのかと非難されています。
どんな発言があったかというと
「(私が演じる)白雪姫は王子さまに救ってもらうプリンセスではない」「真実の愛があると夢見ていない。彼女の夢はリーダーになること。亡くなった父親が『恐れを知らず、公正で勇敢で偽らなければなれる』と教えてくれたリーダーになりたいと思っている」「あのアニメは文字通り彼女をストーキングする男とのラブストーリーに焦点が当てられている。すごい変!だから今回はそういう話にしていない」
こんな内容をインタビューで語っていました。
もちろん実写版での作風や人による白雪姫の受け取り方など色々あると思うので、今回演じるにあたっての意気込みも兼ねての発言であったのかも知れませんが、やはり原作への愛があるファンからはこの発言をよく思われないですよね。
ストーリーの変更点
ディズニーアニメーションの白雪姫は、子どもにも親しみやすいように大元のグリム童話からも表現が柔らかくされており、結末として王子様に救われるお姫様として描かれています。
しかし、上記のレイチェルの発言からも分かるように実写版では、真実の愛を求めるプリンセスよりもリーダーを目指す現代の女性像により近づいた話となっているようです。
原作への忠実さを求めるファンからはあまり受け入れられない変更となっています。
七人の小人のポリコレ問題
ポリコレとは
そもそもポリコレとはなんなのでしょうか。
ポリコレとは〝ポリティカル・コレクトネス〟の略です。
簡単にまとめると、みんなが平等に扱われるように気をつけましょうという事です。
具体的には下記のよう内容です。
- 人の見た目や背景で差別しない
肌の色や性別、出身国などで人を判断しない - 言葉遣いに気をつける
誰かを困らせたり、不快にさせたりする言葉を使わない - みんなが参加できる環境を作る
障がいのある人も含めて、誰もが楽しめるようにする - 多様性を大切にする
いろいろな人がいることを認め、お互いを尊重する
七人の小人
白雪姫と言えばの七人の小人の表現に対してポリコレが絡んできています。
小人ということで小人症の描写や、小人の性別や肌の色なども多様性を持たせるなど、ディズニーとしても多様性を重視しつつ、原作のファンの期待にも応えるという課題を抱えている状態です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
実写白雪姫公開にあたり、その裏にある問題についてまとめてみました。
公開がたのしみではありますが、日本での反応がどうなるか気になるところですね。
それではまた。