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【小規模保育園はメリットいっぱい】小規模保育園3年目のママがメリット・デメリットを解説!

【小規模保育園はメリットいっぱい】小規模保育園3年目のママがメリット・デメリットを解説! 保育園・幼稚園
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こんにちは!んぽです。

多くの自治体で来年度の保育園申し込みが秋に始まりますが、春から夏にかけて今まさに園見学をしている方も多いのではないでしょうか。

保育園といっても、認可・認証・認可外・こども園・小規模…といろいろあり、難しいですよね。

我が家の子ども達は2人とも小規模保育園にお世話になっています。

小規模保育園と聞くと…

3歳児からまた転園でまた保活しなきゃいけないんでしょ?保育室が小さくて狭そうじゃない?

園庭がなくて子どもがかわいそうじゃない?

激戦区だから仕方なしに小規模を追加したけど滑り止めだから…

となにやらマイナスなイメージや声をよく聞きます。

そんな悩めるママ達のために小規模保育園3年目(2人目も0歳児クラスでお世話になってるのでこのままいけばさらにあと2年お世話になるので計5年の予定)のんぽが小規模保育園のメリットをお伝えします!

小規模保育園

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小規模保育事業とは

定員19人以下で保育を行い、原則は0〜2歳児を保育の対象としています。

A型・B型・C型の3種類

小規模保育園といっても運用の仕方により3つの型に分けられます。

A型B型C型
対象年齢0〜2歳
定員6〜19人6〜10人
職員の配置0歳児:3人につき1人
1〜2歳児:6人につき1人
上記にさらに1名を追加
3人につき1人
補助者を置く場合5人につき2人
資格全員有資格の保育士1/2以上が有資格の保育士
保育士以外には必要な研修を実施
家庭的保育者(一定の研修の修了が必要)
施設の面積0〜1歳児:1人当たり3.30㎡
2歳児:1人当たり1.98㎡
1人当たり3.30㎡
参照:厚生労働省 関係事業等の概要について「地域型保育事業の認可基準について」

保活をしていてもここまではなかなか調べないのではないでしょうか?

一口に小規模保育園といってもさらに種類があるのでびっくりですよね。

我が家の保活事情

自治体の事情

我が家が住んでいる地域はよく子育てしやすい街として出てくる自治体で、待機児童も0を宣言しています。

ただ、隠れ待機児童はいます。どうしてそういうことが起こるのか…。

実際に保活をして保育園に入れてからわかったことですが、うちの自治体はとにかく小規模保育園が多いんです。

どこの自治体もそうかと思うのですが、待機児童が多いのって0〜2歳児なんですよね。

どうしても子ども1人当たりにつく保育士の人数が増えるので、受け入れ児童の人数を増やすのが大変なのに、育休からは1年での復帰が原則で0歳児もしくは1歳児で預けたい家庭が多く、差が生まれてしまうんです…。

話は戻りますが、小規模保育園が多いうちの自治体は0〜5歳までを預かってくれる認可保育園の数はあまり多くなく、その代わりに保育無償化と幼稚園の延長保育料の助成を手厚くして、小規模保育園から幼稚園に入園させるルートを多くしているんです。

そんな事情がある中での保活が始まります。

第一子

第一子である長男は、2021年4月生まれ。

産休育休を1年取り、0歳児クラスの4月入園で申し込みをしました。

ただ、復帰を急いでいたわけでもなかった私…。5歳までの認可保育園が微妙に家から距離があり、悩んでいたこともあり、自宅近くの小規模園のみを書いて申請をしました。

できれば5歳児まで預かってもらえるところがいいけど、考えることはみんな一緒で5歳児までの認可園はやはりどこも大人気で…もう落ちたら育休延長してもいいと思っていました。

保育課からもうちの地区は自治体の中でも比較的激戦だよと言われ落ちる覚悟で結果を待っていました。

そして2月になり届いた封書には〝利用内定通知〟と記載されていて、現在の小規模園への入園が決まったのです。

この時は小規模園に対してなんとも思っていなかったのですが、在園3年目になった今は入れて良かったと思っています。

第二子

第二子の長女は2023年5月に生まれました。

長男とはちょうど2歳差・2学年差になります。

長男と同様に0歳4月入園を目指していたのですが、ここで迷ったのが長男と同じところに入れるのか、違うところに入れるのか、でした。

長女が0歳児で入園すると、長男は2歳児クラスになります。

同じ園に入れても一緒に通えるのは1年だけ。翌年度に長男は転園になりますが、その時に長女は1歳児クラスで1歳児クラスに転園させるのはだいぶ困難です。

では、長女をあえて別の園に入れるとしても、5歳児までの保育園に入れられるのであればいいですが、それもそもそも簡単な話ではなく、でも別々の小規模に通うのは大変なので、であればとりあえず今年1年は同じ園に入れて、1年間で今後のことを考えよう、ということで兄妹同じ園に入れる方向で保活をしました。

現状(2024年7月現在)

2022年4月に長男が0歳児クラスで現在の小規模保育園に、2024年6月に長女が0歳児クラスで長男と同じ小規模保育園にお世話になっています。

現在は小規模保育園歴3年目、長女も卒園までお世話になる予定なのでこのまま何もなければ丸5年小規模保育園に通う予定です。

小規模保育園の卒園後

2025年3月で長男は小規模園を卒園予定です。

まだ確定ではないですが、我が家は幼稚園に入園させる予定で動いています。

今の私の働き方的に幼稚園でもいけそうな目処がたったのと、5歳児まである保育園の候補が少なくて選択が難しすぎたからです。

また卒園後の進路が決まったらお伝えしようと思います。

そんな小規模保育園歴が長い私がメリット・デメリットをこの後解説します!

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小規模保育園のメリット6選

保育士の配置人数が認可保育園より多いのでフォローが手厚い

実は、認可保育園よりも保育士の配置人数が多いんです!

小規模保育園は認可保育園の保育士配置基準+1人が必要です。

0〜2歳の手がかかる年齢、かつ初めて保育園に行く子ども達がほとんどな年齢で保育士の人数が多くてが行き届きやすいのはとても助かる点です。

また、子どもにだけでなく、保護者に対しての関わりも密にしてくれます。

少人数保育だからこそ保育士さんとも会話がしやすく、なにかと悩みが多い低年齢の育児の相談や日々の保育の連絡などをしやすいです。

私も担任の先生だけでなくどの先生に話しても子どもの様子を把握しててくれるので、送り迎え時に、担任の先生がいなくても安心して相談することができます。

0〜2歳に特化した保育を受けられる

0〜2歳は特に成長・発達が大きく、月齢によってもできることが大きく差がひらく時期です。

そんな時期に保育士の人数が多く、また0〜2歳のいわゆる未満児と言われる年齢の子どもの保育に特化した保育士のもとで保育をしてもらえるのはとても素敵なことですよね。

家庭の延長で保育を受けられる

少人数で保育を受け、上記のように保育士のフォローが手厚く目が行き届きやすい環境のため、家庭環境に近い保育を受けることができます。

アットホームで雰囲気もよいのが小規模園の利点です。

実際、子ども達をお迎えに行くといろんな先生たちが「おかえりなさーい」と声をかけてくれて、おもしろエピソードがあると担任の先生じゃなくても声をかけてくれて子どもの様子を教えてくれます。

親である私も家庭のような親しみやすさを持って接しています。

異年齢の関わりが持てる

0〜2歳児でそれぞれクラスはあるものの、基本的には0〜2歳がみな同じお部屋で過ごしています。

0歳でも上のお兄さんお姉さんの様子を見て生活することができ、1歳2歳になって小さい子が入ってくると小さい子への関わりなども出てきて、成長著しい時期に異年齢の関わりを持つことで豊かな心の成長を育むことにつながります。

長男もこのおかげかわかりませんが、思いの外年下の子に対して優しくしたり、新しく入園してきた子にいろいろ教えてあげたり、でも先生の前では甘えてみたり、いろんな経験をできています。

お散歩に出ることが多いので体力がつき・交通ルールを覚えられる

小規模保育園のほとんどが園庭がなかったり、園庭が小さかったりします。

うちの子たちがいっている園も、園庭はあるのですが、走り回れるほどの大きさはありません。

なので真夏や悪天候の日を除き、お散歩に出かけることが多いです。近所のいろんな公園に遊びに行くので、公園や道に詳しくなり、また交通ルール(赤信号・青信号など)を覚えて帰ってきます。

お外にでかけたくさん歩いてるからか、本当によく歩き、歩き回っても疲れたと言わない長男です。

感染症の大流行が少ない気がする

人数が最大でも19人の小規模保育園では、感染症の大流行も大型園より少ないと思います。

他の園に通ったことがあるわけではないので、一概には言えないかもしれませんが、実際に長男は0歳4月に生後11ヶ月で入園していますが、この2年ちょっとでなんだかんだ手足口病・ヘルパンギーナ・胃腸炎くらいしかかかっていません。インフルは罹ったことすらないです。

インフルエンザやコロナも1〜2名かかるくらいで、クラスに蔓延したりすることなく過ごしています。

割と市内で大流行していたり、近隣の園で流行っているという情報があっても、そんなに被害が大きくならないことがほとんどで、これも先生たちが日々気をつけてくれていたり、体調が大きく崩れる前に気づいて連絡をくれるからかなぁと感じます。

小規模保育園のデメリット4選

3歳で再度保活をしなければならない

これが一番のデメリットかつ悩みの種ですよね。

ただ、小規模園からの卒園で転園であればほとんどの自治体が加点が入ったり、提携先の保育園に入りやすくなるようなシステムが出来上がっていると思います。

0〜2歳では激戦で入りづらい園でも小規模の転園先に指定されているから、とあえて提携の小規模園を選ぶという手もあると思います。

ある程度は3歳児以降のことを考えた上で小規模園に行く方がいいと思いますが、自治体も考えた上で小規模園に対して対策をしていると思いますので、自分の自治体のことを調べてみてくださいね!

園庭がない・もしくは小さい

どうしても設備が限られてしまうので、大きな保育園にあるような園庭や遊具などはないことが多いです。

ただ、メリットでもあげたように、その分たくさんお散歩に連れて行ってくれます。

お散歩を通じていろんなことを学んできますので、一概にデメリットとは言い切れないかなとは思います。

行事が少ない

0〜2歳に特化した保育を行なっていて、人数も少人数のため、運動会や発表会・保育参観などの大きな行事はないことが多いです。

親としては保育園での様子や子どもの成長を見れる楽しみな行事かと思いますが、そういった行事がなく寂しく感じる方もいると思います。

私も他の保育園の話を聞いて羨ましく思うこともありますが、0〜2歳だと大きな行事でもできることが限られてくるので、2年目あたりからはなくても全然大丈夫!むしろ仕事をあえて休みをとる日などがなくてラッキー!保護者のお手伝いが…などもなくてラッキー!と思ってます笑

3歳児クラス以上になるとどの園に行ってもこういった行事はやると思いますので、ちゃんとできる年齢になってから子どもの行事は楽しもうと思ってます。

形態によっては保育士の資格がない先生がいる場合もある

A型は全員有資格者になりますが、B型C型だと保育士資格は持ってないという先生がいる場合があります。

資格が全てではないと思いますが、気になる方は調べたり施設に聞くとわかると思います。

結論

小規模保育園最高です!

保育園通うことになったけど、小規模だしどうしよう…

小規模は滑り止めだと思ってたから、いかせたくないなぁ…

なんて声がいまだにありますが、私はむしろ声を大にして

小規模保育園ほど0〜2歳に最適な環境はないよ!

小規模園で良かったって絶対に思う時がくるから安心して!

と言いたいです。

先生たちとも密にコミュニケーションを取れるので、子どもたち2人とも安心して預けられています。

子どもの様子も連絡帳にプラスして口頭でも教えてくれたり、もはや子どもの話以外の世間話をするくらい、先生たちとも気軽に話すことができます。こういう他愛もない話から生まれる信頼関係もあると思うんですよね。

園でもクラス関係なく先生たちが接してくれていて、低年齢には低年齢に合う保育があって、そのプロに任せられたことはとても良かったなと感じています。

どうか、小規模園なことに劣等感を持たずに、小規模園って素敵なところだと思いながら園見学を進めたり、通園してほしいなと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

私の実体験をもとに、小規模保育園のメリット・デメリットをお伝えさせていただきました。

小規模保育園ってとっても魅力いっぱいなので、ぜひぜひ前向きに考えてみてくださいね!

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