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育休延長の手続きが厳しくなる!?厳格化について仕組みや内容を調べてみた

育休延長の手続きが厳しくなる!?厳格化について仕組みや内容を調べてみた 保育園
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こんにちは!んぽです。

2025年4月から育休延長手続きが厳しくなるのをご存知でしょうか。

育休中ママ
育休中ママ

聞いたことはあるけど、具体的にどうなるの?

ニュースで見たけどよく分からなかった

じゃあ延長したい場合はどうしたらいいの?

そんな声が多いと思います。

今回は育休延長の厳格化について詳しく調べてみました。

それではどうぞ!

育児休業

育児休業とは

原則1歳未満(1歳の誕生日の前日まで)の子どもを養育するための休業です。

育児介護休業法という法律のもと定められています。

ただし、保育所に入所できないなどの一定の条件のもと、1歳6ヶ月まで、もしくは満2歳を迎える前まで育児休業を延長することができます。

また、令和3年に法改正がされ、産後パパ育休制度が追加されたり、育児休業を分割して取得できるようになりました。

育児休業の延長

原則は1歳の誕生日の前日までとなっています。

よって、基本的には誕生日を迎える月に保育園入所をする必要があります。

延長するには保育所への申し込みをしたけど保留になったことなど、育児休業を延長せざるをえない状況を確認できる書類(入所保留通知など)の提出が必要です。

入所保留通知

入所保留通知とは、育休延長に必要な書類です。

各自治体の保育課に認可保育所の利用申し込みをしたものの、入所可能な園がなかった場合に発行されます。

育休を延長するためにはこの保留通知が必要なのですが、この通知をもらうために入れなさそうな人気の園を1園のみ記載してみたり、自治体によっては敢えて保留したい家庭のために入園申し込み書類の延長希望欄にチェックして審査なしに保留通知が出るようにしてます。

延長の問題点

保留通知のためのやり方が増えることで、

  • 保育課のやることが頻雑化
  • 本当に保育所を利用したい家庭が希望の園に入れない

などの問題が起きています。

そこで政府は育児休業延長の厳格化を示したのです。

育児休業延長厳格化

育児休業延長厳格化

2025年4月1日から手続きの厳格化が始まります。

つまり、2025年4月1日以降に育児休業の延長手続きを申請する方から対象になります。

2025年4月で満1歳を迎える2024年4月生まれ、育休延長中で満1歳半を迎える2023年10月生まれのお子さんがいる方が一番最初にこの制度の適応になるので、対象の方は要注意です。

現行との変更点

提出書類の追加

現在の〝入所保留通知書〟や〝入所不承諾通知書〟に加えて、〝本人記載の申告書〟と〝保育所利用申込書の写し〟が必要になります。

ハローワークでの判断

これまでは自治体が発行する〝入所保留通知書〟や〝入所不承諾通知書〟に基づいて延長を判断していましたが、新制度ではハローワークが申告書の内容を元に延長の適否を判断します。

申し込み保育所が合理的理由なく遠隔地になっていないか

申し込んだ保育所が自宅または職場からの移動時間が30分以上の場合遠隔地とみなされます。

他に通える保育所がないなどの理由があれば認められますが、そうでなければ落選狙いと捉えられ延長の申請が認められなくなります。

入所保留を希望する意思表示を行なっていないこと

現在は自治体によっては、育休延長を希望するにチェックを入れると自動的に入所保留通知が出るようになっているところがあります。

しかし、今後はこのような意思表示がある場合は適正な職場復帰ををする見込みがないと判断されてしまいます。

ただし、〝希望する保育所に入所できない場合は、育児休業の延長も許容できる〟などの表現は入所保留を希望する意思表示には当たらないようです。

厳格化の利点

厳格化による利点としては

  • 育休制度の乱用を防ぎ、適正な利用を図る
  • 自治体の業務負担の軽減
  • 必要な保護者、家庭へ適切な保育の支援を受けられるようにする

があげられます。

基本的には、行政的なことを考えた上での厳格化となっています。

では、実際の世間からの視点ではどう感じているのでしょうか。

世間の声

この厳格化について子育て中のママからは

1歳で預ける、預かるって大変な事だし、預けるよりもう少し子育て楽しみたいなら、厳格化じゃなく、制度を一律2歳とか3歳まで延長決定して欲しい

Xより

育休厳格化の前に保育園に入りたい人たちが入れるようにして 。育休厳格化するなら不正に延長しなくて済むように2歳までは国からなんらかの支援があってもいいのでは

Xより

国民のニーズが1歳までの育休じゃ足りないってことなんだから審査厳格化より育休のスタンダードを引き伸ばすべきじゃないか?乳幼児を他人に預けて仕事ってキツすぎるし、せめて2~3歳までは育休が必要

Xより

このような意見が飛び交っています。

厳格化後も延長を希望するなら…

書面上でのやり取りにはなってしまいますが、きちんと申し込みをしていること、不正に延長をしようとしてないことを伝える必要があります。

具体的には

  • 申込時に希望園を複数書く(1園のみだと落選狙いを疑われる)
  • 合理的な理由がない限り遠隔地の園のみを希望しない
  • 入所保留を希望するような欄にチェックをしない
  • 保留になり延長の申請を行う際、必要に応じて追加の説明や資料提供ができるようにしておく

これらを意識して入所申し込みをした上で、入所保留になり延長手続きをできるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

私も2度の産休育休を経て現在仕事をしていますが、正直なところ子育てをしているママパパの意見は置き去りになって厳格化だけが先行して進んでいるようには感じてしまいます。

子ども2人ともほぼ1歳ちょうどから預けていますが、やはり1歳なりたてだとまだまだ我が子の成長を身近で見ていたいと思うのは親としては当たり前の感覚だと思います。

0〜1歳で預けると最初の1年はまともに仕事もできない日が続くことも多く、親の負担となっているのではないでしょうか。

希望する家庭には仕事復帰の時期を提示し約束した上で2歳・3歳まで休業することができるように、復帰を急ぐ人にはその分の枠が空くようにすることができればみんながいい方向にむくのではないか…と感じます。

より子育て世帯に寄り添った制度が出来上がればいいなと思います。

それではまた!

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