こんにちは!んぽです。
みなさま、夜間救急って利用したことはありますか?
できれば利用したくはないですが、我が家は先日1歳の長女がお世話になりました。
どうして夜間救急にいくことになったのか、その時の話をまとめてみました。
それではどうぞ。
頭を切って出血!その時…
症状
まずは我が子の症状をまとめます。
落ちた高さ | ソファの座面約40cmくらいの高さから |
切った場所 | 後頭部(左右の耳を横に結んだラインで真後ろよりもやや左寄り) |
切った長さ | 深く切った場所は1cm 全体で4cmほど |
縫った針数 | 深く切った箇所を医療用ステープラーで2針 |
時系列
では、ざっと時系列で流れをまとめてみました。
- 18時過ぎに長女がソファから落ち泣く
- 泣き止んできた頃、スタイに血がついてることに気づき、頭が切れていることが発覚
- 在宅勤務中の夫にLINEで連絡
- ♯8000にかけるも我が家の地域は19時からで繋がらない
- 市内の夜間救急を調べ外科の当番医の病院へ電話
- 18時45分頃、夫が仕事を切り上げ長女を車で病院へ連れていく
- 1番切れてた1cmほどを2針医療用ホッチキスで縫合
- 翌日は念の為保育園をお休み、翌々日から保育園登園開始
- 9日後に抜鉤(抜糸)
病院に行くまで
とにかく、病院を探して行くところまでが1番焦りました。
なにしろ、頭を切って出血をしていて、通常の診療も終わっている時間で夜間救急に行かなくてはいけませんでしたが、長男でも夜間救急にかかったことがなく子育て3年目にして初めての経験であたふたしました。
子どもだから小児科?とも思いましたが、頭を切っており縫合の可能性があると判断したため外科の救急外来を探しました。
救急車は考えなかったのか、という疑問を持つ方もいるかもしれませんが、ひとまずすぐに泣きやんでいたこと、意識がない・焦点が合わない・嘔吐する、などの症状はなかったので救急車は考えませんでした。
病院や地域によりますが、夜間救急はかかる前に病院への電話が必要な場合があるので、救急車を呼ぶほどではない時はまず落ち着いて病院へ電話しましょう。
そして病院への電話や受診の際は
- いつ頃怪我をしたのか
- お子さんの年齢や性別
- 症状、現在の状況
をまとめておきましょう。
病院に着いてから
夜間救急って混んでいる・時間がかかるイメージがありましたが、思ったよりスムーズでした。
内科系や小児科系だとまた違うかもしれませんが、今回は頭部外傷で外科にかかったこともあり、トータル20分ほどで終わりました。
処置
今回、長女は消毒後に医療用ステープラーで2針縫合しました。
そしてこの縫合、なんと無麻酔でした…!
どうやら麻酔を打つにも切った箇所を囲むように4箇所打つようなのですが、じっとしていられない1歳児を無理やり抑えて4箇所麻酔を打ってその後2針縫合するのであれば、2針無麻酔で縫合してしまった方が痛みの回数が少ないとの主治医の判断でそうなりました。
聞いただけで大人はゾッとしますが、夫と看護師さん2人の計3人でなんとか押さえているような状況だったので、その判断に無理はないかなと思いました。
抜糸
今回は9日後に抜鉤しました。
抜鉤とは医療用ステープラーの抜糸のことをさす言葉です。
専用のリムーバーがあり本来はすぐ終わるのですが、これもまた当たり前ですが1歳児はとにかく暴れて嫌がりました。
そしてこの抜糸で動いてしまったので、また、針が動いてしまい少し出血してしまいました。
1分ほど圧迫してもらいすぐに止血できるような出血ですぐにとまりました。
縫合から抜糸までの注意点
あくまでも今回主治医の先生から言われた我が家の場合ですが、
- 頭は優しく丁寧に洗って清潔に
- 消毒の必要はなし
- 抜糸までは湯船につからない(プールも避ける)
- 嘔吐など普段と違う様子があったらすぐに受診する
とのことでした。
基本的には普段と同じ生活をしても大丈夫でした。
明らかに針が刺さっていて痛々しい見た目だったのですが、本人も気にすることなく過ごしていました。
翌日は念の為保育園はお休みしましたが、その次の日からは普通に登園もしていましたが、先生たちは傷口を気にして激しく動くようなことは避けてくれていました。
傷口に血が固まってしまうと抜糸の時に痛みを伴うことがあるので綺麗に洗ってあげるように意識しました。
夜間・時間外のいざという時
迷ったら♯8000
まずはお子さんの緊急時で迷ったら日本全国共通で〝こども医療でんわ相談〟の〝♯8000〟へ電話しましょう。
47都道府県どこの自治体でも使うことができますが、都道府県ごとに通話可能な時間が異なります。
24時間対応しているところもありますが、18時から、19時からと都道府県ごとに違いがあります。
今回、私も♯8000を知っていたのでとりあえず調べずに電話をかけましたが19時からの都道府県におり繋がりませんでした。
焦っていると番号を忘れたり、つながる時間外だったりするので、電話帳に登録しておくのもありだと思います。
市区町村の時間外・夜間・休日救急を調べる
市区町村によって、夜間や休日などの時間外診療の担当・当番医を定めてHPにまとめていることがあります。
そういうものがあればぜひ活用するのをおすすめいたします。
焦っている時に調べ物をしても情報が出てこないと焦る一方です。
そして何もない平常時に当番医に定められてる病院の場所を把握しておくと、いざ行くことがあった時にスムーズに行くことができます。
自宅に備えておいた方がいいと感じたもの
ガーゼ
絆創膏を常備しているご家庭は多いかと思いますが、ガーゼを置いているご家庭はそこまで多くないのかなと感じます。
もちろん出血があった時にタオルやハンカチでも代用できますが、傷口になるのでなるべく清潔な状態のもので押さえたいですよね。
滅菌済みのガーゼを常備しておくと安心です。
ガーゼをおさえるネットやサージカルテープ
病院に着くまでガーゼを押さえておくのに便利です。
サージカルテープもガーゼと合わせて常備しておくといざという時に使えて便利なので、合わせて用意するのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は我が家の長女が頭を切り夜間救急にかかった時の話をまとめてみました。
子育て3年目でも初めての経験で、本人は思ったより元気でしたが私はとっても血の気が引きました。
子どもが2人以上いるとどうしても見きれないタイミングもあり、また、大丈夫だろうという気の緩みもあったな、と母親としても反省する出来事でした。
幸いにも切ったのが後頭部で目立ちづらく、先生からも傷もほぼ残らないだろうし、髪が生えなくなることもないだろう、と言われました。
皆様もどうぞ気をつけて過ごしてくださいね。
それではまた。